ジャンプ漫画神拳!

女抱いてから死にてえな・・『チェンソーマン』【ジャンプ漫画神拳!!!】



あらすじ

金・・・金・・・金・・・・少年・デンジは金に渇望していた。

それは、亡き父親の借金の返済をするため。

自身の体のパーツを売り、どうにか借金の返済や日々の生活費に充てていたが、苦しい生活の毎日・・・。

そんな、デンジにはもう一つの顔があった。

それは”モノに宿る悪魔を殺す”という”デビルハンター”だったのだ。


出典:「チェンソーマン」コミックス1巻より


『チェンソーマン』とは

週刊少年ジャンプ2019年1号から2021年2号まで連載していたダークヒーローファンタジー漫画。

2022年10月にはアニメ化。

第1部は全11巻となっており、2022年からは『少年ジャンプ+』で第2部を連載している。

作者は藤本タツキ

『少年ジャンプ+』にて、連載していた前作「ファイアパンチ」の好評を得て、本誌での初の連載となった。


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こんなストーリー

”デビルハンター”・デンジ

「夢叶うなら、女抱いてから死にてえな・・」

そう夢を語るデンジは、金に渇望していた・・・。

それは、亡き父親の借金をヤクザに返済するため。

自身の腎臓や右目を売り、借金の返済や日々の生活費に充てていたが、それでも生活は苦しかった。

そんな中、デンジが”一番儲かる仕事”としていたのが、”モノに宿る悪魔”を殺す”デビルハンター”であった。


出典:「チェンソーマン」コミックス1巻より


相棒・ポチタ

デンジには唯一、心を許せる相棒がいた。

それはチェンソーの悪魔である”ポチタ”

デンジが幼き頃、ケガを負った”ポチタ”を助け、”お互いを助け合う”という”契約”を交わして以来、すっかり相棒となった仲だ。

それもそのはず、デンジは”チェンソーの悪魔”であるポチタを武器として使用することで、”デビルハンター”をすることができていたのであった。

もはや、デンジにとって”ポチタ”は生きていくうえで、必要不可欠な存在なのである。


出典:「チェンソーマン」コミックス1巻より


デンジの死・・そして

あるとき、デンジのもとに再び”デビルハンター”としての仕事がやってきた。

だが、それはデビルハンターの死を望む”ゾンビの悪魔”の罠であった。

罠にハマったデンジは、”ゾンビの悪魔”が操るゾンビに襲われ、八つ裂きにされ殺されてしまうのだった・・・。


出典:「チェンソーマン」コミックス1巻より


死の静寂が訪れる中、目覚めたポチタ・・・。

「デンジの夢の話を聞くのが大好きだった」「デンジに夢を見せてもらいたい」・・・そう思ったポチタは”自分の心臓”を与え、デンジを復活させた!


出典:「チェンソーマン」コミックス1巻より


生き返ったデンジ

デンジは”死”から復活した。

しかし、ただ復活しただけではなかった。

ポチタの心臓を得たことで、デンジは”チェンソーの悪魔”の力を得ていたのだ。

その力はまさに、凶悪にして凶暴であった。


出典:「チェンソーマン」コミックス1巻より


公安のデビルハンター

その凶悪な力で、なんなく”ゾンビの悪魔”を倒したデンジ。

しかし、悪魔を倒したのもつかの間、そんな彼のもとに「公安のデビルハンター」を名乗る人物がやってくるのだった。

そして、その公安のデビルハンターはデンジに2つの選択肢を迫る。

それは、「悪魔として私に殺されるか」「人として私に飼われるか」・・・。

果たして、デンジの運命はどうなっていくのだろうか?

そもそも、”悪魔”の存在とは何なのか・・・?


出典:「チェンソーマン」コミックス1巻より


最後に・・・

以上、『チェンソーマン』のジャンプ漫画神拳であった。

今まで、週刊少年ジャンプにはなかったようなスプラッターな描写が目立つ作品となっていた。

公安の名のもとで”ゾンビハンター”として、活躍し成長していくデンジの姿が面白おかしく、時にカッコよく描かれていた。

しかしながら、序盤はとてもじゃないが「カッコいい!」「憧れる!」と思わせることがないデンジの姿にどこまで読者がついてきてくれるのか少々不安だったが、読み進めていくうちに、デンジに愛着がわいてくるのが不思議だ。

さらには脇を固める公安のキャラクターたちも個性的で非常に良かった。

少年ジャンプでは珍しいダークヒーロー作品であり、少々人を選ぶ内容であるものの、興味があるならば是非オススメしたい作品である。


ココがおすすめ

少年ジャンプでは珍しい!ダークヒーロー!スプラッター描写!

悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

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