少年ジャンプゲーム

週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ファミコン編】 その②

今回は、”週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ファミコン編】その②”です。

ジャン男
ジャン子

今回はほぼ「ドラゴンボール」だけ!

毎年、シリーズの続編が出るって今では考えられないね。

ジャン男
ジャン子

続編に4、5年待つような時代になってしまったからねえ

そのうち、当たり前に10年とか待つレベルになりそう・・・。

ジャン男



こちらもCHECK

週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ファミコン編】 その①

週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ファミコン編】 その① 暗黒神話 ヤマトタケル伝説 メーカートンキンハウス発売日1989年3月24日価格6,372円 キャプテン翼 メーカーテクモ発売日1988年4 ...

続きを見る


 週刊少年ジャンプのゲームを振り返る【ファミコン編】 その②

天地を喰らう II~諸葛孔明伝~

メーカーカプコン
発売日1991年4月9日
価格9,180円

ゲーム解説

前作、「天地を喰らう」の続編でロールプレイングゲームとなっている。


後漢末期(今から1800年程前の中国の王朝)、黄巾賊の乱によって荒廃した世の中を救う為、前漢景帝の血を引く劉備玄徳と、いずれ劣らぬ猛将、関羽、張飛の3人は桃園で義兄弟の誓いを立て(桃園の誓い)、黄巾賊討伐に立ち上がる、というストーリー。


ゲームシステムは前作を踏襲しているが、「兵糧」個性的なシステムが廃止・変更され、より遊びやすくなっていた。


出典:「天地を喰らう II~諸葛孔明伝~」より


ゲーム中、「Ⅲ」の発売を匂わせるキャラクターのセリフがあったものの、その後続編が作られることはなかった。


ドラゴンボール 神龍の謎

メーカーバンダイ
発売日1986年11月27日
価格5,724円

ゲーム解説

鳥山明の名作「ドラゴンボール」の記念すべきファミコン第1弾。

主人公・孫悟空を操作し、アクションマップ上の敵キャラクターを倒しながら進んでいく、アクションゲーム。

途中、謎解きやパズルなども用意されていた。


”体力が自動的に減る”という謎のシステムを採用し、そのうえアイテムがランダムということもあって、回復アイテムが出ないと”ゲームオーバー”になるなど、理不尽使用であった

難易度が非常に高いゲームとして有名。


出典:ファミコン「ドラゴンボール 神龍の謎」より


100万本以上を売り上げたようだが、あまりにも低いクオリティにより、評価はドラゴンボールのゲーム史上、一番と言っていいほど悪い。


ドラゴンボール 大魔王復活

メーカーバンダイ
発売日1988年8月12日
価格6,264円

ゲーム解説

前作の”アクション”からゲームシステムを大きくかえ、星や漢数字が書かれた手持ちのカードを使用してステージの移動やバトルを繰り広げていくという、ロールプレイングゲームとなった。


好評だったのか、その後のシリーズもこのシステムが使用されている。


出典:「ドラゴンボール 大魔王復活」より


ピッコロ大魔王を倒すことが目的となっているが、ストーリーが大幅にアレンジ、敵キャラはゲームオリジナル。

また、選択を間違えると”即死”するといった罠も多い。


ドラゴンボール3 悟空伝

メーカーバンダイ
発売日1989年10月27日
価格7,344円

ゲーム解説

前作同様、星や漢数字が書かれた手持ちのカードを使用してステージの移動やバトルを繰り広げていくという、ロールプレイングゲーム。


原作の序盤から第二十三回天下一武道会までのストーリーが描かれているが、大幅にアレンジされ、ゲームオリジナルとなっている部分が多い。


出典:「ドラゴンボール3 悟空伝」より


2003年にはワンダースワンカラー専用ソフトとしてリメイクされ、原作に近いストーリーに変更、グラフィックが追加、難易度の引き下げなど、当時のものより楽しめるようになって発売された。


ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人

メーカーバンダイ
発売日1990年10月27日
価格8,424円

ゲーム解説

星や漢数字が書かれた手持ちのカードを使用してステージの移動やバトルを繰り広げていくという、シリーズ共通のシステムを用いたロールプレイングゲーム。


「ドラゴンボールZ」としては、ゲーム化第1弾となる。

今作から主人公・悟空以外の仲間キャラが使用できたり、特定キャラのレベルアップなど育成要素が追加された。

ストーリーは原作のサイヤ人編をもとに作られているが、アニメオリジナルキャラや劇場版の敵キャラクターも多数登場している。


出典:「ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人」より


今作よりパスワード不要のセーブ機能の追加されたことや、難易度のバランス、レベル上げ要素・・等々、シリーズの中でも評価が高いゲームである。


ドラゴンボールZ II 激神フリーザ‼

メーカーバンダイ
発売日1991年8月10日
価格8,856円

ゲーム解説

星や漢数字が書かれた手持ちのカードを使用してステージの移動やバトルを繰り広げていくという、シリーズ共通のシステムを用いたロールプレイングゲーム。

必殺技使用時のカット、複数攻撃、オートバトルといった前回までなかったシステムの追加により、テンポが上がり、遊びやすくなっている。


フリーザ編をもとに作られているが、原作では死亡していたヤムチャ、天津飯、餃子が参加していたり、サイヤ人が登場しないなど、アレンジが加えられている。


出典:「ドラゴンボールZ II 激神フリーザ‼」より


当時、イベント限定で極少数が入手できたゴールデンカートリッジ版が存在し、2015年にはオークションサイトで100万円近い値段で取引され話題となった。


ドラゴンボールZ III 烈戦人造人間

メーカーバンダイ
発売日1992年8月7日
価格8,424円

ゲーム解説

星や漢数字が書かれた手持ちのカードを使用してステージの移動やバトルを繰り広げていくという、シリーズ共通のシステムを用いたロールプレイングゲーム。

さらなるテンポアップのため、今作より2Dバトル、3Dバトルに戦闘が分かれ、簡略化。

それに伴い、アイテムカードも大幅削減された。


フリーザ編終盤から人造人間編までをもとに作られていたが、原作に追いついてしまったために、セルが登場する辺りの中途半端な部分でゲームはエンディングとなっている。

また、劇場版からはクウラが登場。


出典:「ドラゴンボールZ III 烈戦人造人間」より


ストーリーが短いことや中途半端な部分での終了。

そして、ドラゴンボールの醍醐味でもあった戦闘シーンを高速化、簡略化してしままったため、ファンには物足りない仕上がりとなってしまった。


ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画

メーカーバンダイ
発売日1993年8月6日
価格8,424円

ゲーム解説

星や漢数字が書かれた手持ちのカードを使用してステージの移動やバトルを繰り広げていくという、シリーズ共通のシステムを用いたロールプレイングゲーム。


今作では、カードを組み合わせる”アレンジメントシステム”が追加、レベル概念が廃止され、イベントを進めていくことでキャラクターが強化されていくシステムとなっている。

ゲームのドラゴンボールシリーズでは初の”完全オリジナルストーリー”。


サイヤ人絶滅を企む、ツフル人・ドクターライチーとの闘いを描いている。


出典:「ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画」より


このゲームがもととなり、後に「ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画」のアニメが制作された。


ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会

メーカーバンダイ
発売日1992年12月29日
価格9,180円

ゲーム解説

ファミコンに装着し、バーコードを読み取って遊べるという”データック”の専用ゲームの第一弾。

専用のキャラクターカードとアイテムカードを読み取り、対戦相手と戦うという、対戦アクションゲーム。


出典:「ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会」より


ファミコン末期での登場ということもあり、あまり知られていないが、バーコードを使用した面白さ、セル、フリーザ、人造人間、サイバイマンなど使用キャラクターが多い事や、ドラゴンボール特有の空中戦が楽しめる・・・など、隠れた名作との声もある。

システム面などを含め、評価が高いゲーム。






-少年ジャンプゲーム